オフィスの賃貸借物件を探す際、インフラの確認すべき点がわからず、担当者はお困りではないでしょうか。
この記事では、オフィスのインフラで見逃せないライフラインと空調、ネットワーク環境のそれぞれの確認すべき点をご紹介します。
注意点もお伝えしますので、生産性を向上するための環境整備にお役立てください。
オフィスのインフラで確認すべきライフラインのポイント
オフィスのインフラは、契約状況と入居後のレイアウトと適合しているかを確認します。
電力会社やガス、水道関係の契約は、物件の管理会社が一括、または個別など物件によって異なるため、賃貸借契約の際に確かめましょう。
電力設備では、レイアウトの他、電力容量、電源コンセントが電化製品を使用する場所にあるかなど細かな点もチェックします。
ガスや水道も設置場所を確かめ、使用開始日の連絡など、引っ越し後の業務に支障をきたさないようにすることが大切です。
働きやすい環境の観点からトイレも必ずチェックし、設置数や使いやすさ、バリアフリーへの配慮も見落とさないようにしましょう。
オフィスのインフラを確認！空調のチェックポイントとは？
オフィスの空調システムは、働く環境に直接影響を与えるインフラです。
そこで、ニオイや音など不具合、換気機能やシステムの種類も事前にチェックします。
換気機能は、エアコンと連動するタイプの他、換気扇が独立しているものなどありますが、十分に換気できないときは、窓を利用した換気方法も事前に確かめましょう。
また、システムの種類には、ビル全体をカバーするセントラル方式と個別方式があり、セントラル方式では、設定温度の他、個別での調整が可能かを管理会社に問い合わせます。
この他、直射日光やエアコンの吹き出し口などによる室内の温度差は、レイアウトによる調整も検討しましょう。
オフィスのインフラで重要なネットワーク環境の確認すべき点
ネットワーク環境は、オフィスの引っ越しの際、早期の対応がポイントになるインフラです。
物件の導入状況とインターネット回線事業者を管理会社に問い合わせ、通信速度やプラン、プロバイダ契約などもチェックした後、必要であれば業者に依頼します。
また、電話回線やFAX回線の数、代表回線や内線電話が利用できるビジネスホンの導入など、工事を依頼する専門業者と相談しましょう。
事務所の移転は、今利用しているシステムをそのまま使うか、新しいシステムを構築するのかなど、環境整備のチャンスです。
社内システム担当者とも相談して、ゆとりある日程にしてミスやトラブルを防ぎます。
まとめ
オフィス探しは、インフラの確認ポイントを事前に決めておくと作業がはかどります。
ライフラインはトイレも併せて確かめ、空調は音やニオイの他、換気機能もチェックしましょう。
ネットワーク環境構築は工事に時間がかかるため早期に対応し、引っ越し初日からフル稼働できるように整えることが重要です。
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