賃貸物件を探している方であれば、自分にあった部屋の広さや形について知りたいと思うことでしょう。
同じ広さの部屋でも、形によって家具のレイアウトの仕方や部屋の明るさなどが変わります。
この記事では、8畳の部屋の代表的な形や、6畳との違い、レイアウトのポイントについてご紹介します。
8畳の部屋の形の代表例とインテリアのレイアウト方法
8畳の部屋と言っても、部屋の形はさまざまあります。
最も多いパターンが縦長タイプの部屋です。
ほかの形と比べると玄関側が暗くなりやすいのが難点ですが、壁面が多いため家具やインテリアを壁付けするのに便利な形です。
横長タイプは窓が大きい傾向があるので部屋全体が明るいことがメリットですが、壁付けの収納をしにくいというデメリットがあります。
正方形タイプの部屋は、レイアウトの自由度が高い反面、部屋を複数の空間に分けて生活するのが難しいのが特徴です。
8畳の部屋の実際の広さと6畳との違い
部屋探しをしている方の多くは、部屋の広さを表す単位として使われる「畳」という表記を見たことがあるでしょう。
これは部屋が畳何枚分の広さかを示したものですが、実は畳には種類があり、地域によって使用されるものが異なります。
京間（きょうま）と呼ばれるタイプは1畳あたり1.82㎡、江戸間（えどま）は1畳あたり1.55㎡の大きさです。
畳のタイプによって面積が違うため、不動産会社の間取り図では1畳あたり1.62㎡で記載するのが一般的です。
8畳は畳8枚分、つまり12.96㎡の広さを表すのです。
8畳よりも一回り小さい6畳も間取り図などでよく見かけるでしょう。
6畳は8畳よりも畳2枚分小さいため、ソファ1つ分程度の広さの違いがあります。
8畳の部屋をレイアウトする際のポイント
レイアウトは部屋の形に合わせておこなう必要があります。
縦長や横長の部屋であれば、収納家具やソファなどで空間を仕切ると効率的に空間を活用できます。
もしくは、圧迫感のない部屋を作りたいなら、あえて空間を仕切らないレイアウトにするのがおすすめです。
正方形の部屋はレイアウトの自由度が高いのが特徴ですが、部分的に余白を作ることでスッキリした空間になります。
8畳の部屋をレイアウトする際の注意点は、家具の量です。
一人暮らしには十分な広さですが、家具の量が増えると圧迫感が出て生活しにくくなる広さでもあります。
そのため、家具は必要最小限に抑えましょう。
まとめ
8畳の部屋には縦長・横長・正方形などの形があります。
不動産会社で使われる「1畳」は、基本的に1.62㎡を表しているため、8畳は12.96㎡になります。
レイアウトする際は、部屋の形や家具の量などのポイントを考慮しましょう。
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