家族で賃貸物件に住む際、お部屋選びのポイントとなるのは家族の人数や年齢です。
また、お子さんの年齢が上がるにつれて、お部屋の住み替えを考える必要も出てくるでしょう。
今回は、家族で賃貸物件に住む場合の間取りや家賃の目安、住み替えで新しいお部屋を探すタイミングについてご紹介します。
家族で賃貸物件に住む場合の間取りはどうすれば良い？
3人、あるいは4人の家族で賃貸物件に住むことを考えたとき、よく選ばれるのは2LDK、3LDK、4LDKの間取りです。
お子さんが小さい間は、3人家族と4人家族のどちらであっても、部屋数の少ない2LDKで十分に生活ができます。
3人家族の場合、夫婦の寝室を1つにして子ども部屋を確保すれば将来的にも困りません。
3人家族であっても1人1部屋確保したい、または4人家族で夫婦と子ども2人の部屋を分ける場合は3LDKがおすすめです。
また、4人家族の1人ひとりに個人部屋がほしい場合や収納スペースを広く取りたいときは、4LDKという選択肢もあります。
家族の人数やお部屋をどのように活用したいかを目安に間取りを選ぶと良いでしょう。
家族で賃貸物件に住む場合の家賃の目安とは？
家族で賃貸物件に住む場合の家賃をいくらにするかは、収入面だけでなく月々に必要な生活費の額や、将来必要になる学費などのための貯金をどうするかによって検討すると良いでしょう。
家賃の相場は手取り月収の3分の1、あるいは3割程度の額と言われていますが、これは上限の目安として捉えたほうが良い数字です。
お子さんが成長期であれば、食費や日用品代が多くかかります。
また、家族がそれぞれ携帯電話を持つならば、通信費も考慮しなくてはなりません。
3人家族であれば上限いっぱいの家賃を条件に、お部屋を探してもとくに問題はありませんが、4人家族の場合は築年数などの妥協点を見つけて家賃を抑えるのが無難です。
家族で賃貸物件に住む場合の住み替えのタイミングとは？
現在3人家族でお子さんが未就学なのであれば、2LDKでも問題なく生活できるでしょう。
しかし、家族の人数が変わったり、お子さんが成長してライフステージが変化したら、より広くて部屋数の多い物件に住み替えたほうが快適に暮らせます。
住み替えのタイミングの目安は、新しく赤ちゃんが生まれて家族が増えたとき、またはお子さんが小学校や中学校に入学して1人部屋が必要になったときなどです。
お部屋の住み替えには引っ越し費用が必要なので、お子さんが小さい間はなるべく家賃を抑えて、まとまった額を貯金しておくと良いでしょう。
まとめ
住む人数やお部屋の使い方によって、快適に暮らせる間取りは変化します。
また、生活するためには家賃以外にもお金が必要になるため、全体的な収支とのバランスを考えて住む場所を決めることが重要です。
家族で賃貸物件に住む場合は、収入だけでなく人数やライフステージに合わせてお部屋を選ぶのをおすすめします。
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