
10年住んだ賃貸物件を退去するとき、費用がどのくらいかかるのか不安に感じる方は多いでしょう。
長く住んだ分、負担が軽くなるのか、敷金で足りるのかも気になるところです。
本記事では、10年住んだ賃貸物件の退去費用が安くなるのか、相場や負担者の考え方について解説します。
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10年住んだ賃貸物件は退去費用が安くなりやすい
10年住んだ賃貸物件は、入居期間が長い分、経年劣化や通常損耗として扱われる範囲が広くなりやすく、原状回復費用が安くなります。
原状回復は、借りた当時の新品状態に戻すことではなく、借主の故意や過失、管理不足などによる損耗を直す考え方なのです。
たとえば、日焼けによるクロスの変色や、家具を置いた床のへこみなどは、通常の生活で生じるものと判断されやすいでしょう。
また、壁紙やカーペットなどは年数の経過で価値が下がるため、6年〜8年を超えて住んでいる場合、借主負担が抑えられる傾向があります。
ただし、タバコのヤニ汚れやペットの傷、放置したカビなどは別に判断されます。
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退去費用の相場は間取りと修繕箇所で変わる
退去費用の相場は、間取りごとの広さや修繕箇所の数、敷金の有無、契約内容によって変わります。
一般的な目安では、ワンルームや1Kで2万~4万円程度、1DKや1LDKで3万~6万円程度、2DKや2LDKで5万~9万円程度、3DKや3LDKで7万~11万円程度とされることがあります。
ただし、これは全国一律に決められた金額ではなく、実際には室内の状態で大きく変動するでしょう。
よくある修繕箇所には、壁紙の張り替え、床材やクッションフロアの補修、畳や襖の交換、網戸や建具の補修、ハウスクリーニング、エアコン内部清掃などがあります。
見積書では、どの箇所に何の工事をおこなうのか確認することが大切です。
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退去費用の負担は貸主負担と借主負担を分けて考える
退去費用は、すべてを借主が負担するものではありません。
原則として、経年劣化や通常使用による損耗は貸主負担、借主の故意や過失、善管注意義務違反による損耗は借主負担と考えます。
貸主負担になりやすいものには、日焼けによるクロスや畳の変色、家具による床のへこみ、通常使用で古くなった設備などがあります。
一方で、タバコの焦げやヤニ汚れ、結露を放置して広がったカビ、ペットによる傷、清掃不足の著しい汚れなどは借主負担になりやすいでしょう。
また、契約書にハウスクリーニング費用やエアコン清掃費用などの特約がある場合は、原則と異なる負担が定められていることがあります。
退去前には契約書と重要事項説明書を確認することが重要なのです。
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まとめ
10年住んだ賃貸物件は、経年劣化が考慮され、原状回復費用が安くなりやすい傾向があります。
退去費用の相場は間取りごとの目安だけでなく、よくある修繕箇所の数や原因で変わります。
負担は貸主負担と借主負担、特約の内容を分けて確認することが大切です。
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