賃貸物件でエアコンや給湯器などの設備に不具合が生じたり破損したりした場合、修理はどこにお願いしたら良いのでしょう。
初期設備は入居している方ではなく、大家さんのものになるため、大家さんもしくは管理会社を通して対応してもらう必要があります。
いくつかポイントや注意点がありますので確認していきましょう。
賃貸物件で破損もあり得る初期設備とは何か?
賃貸物件の初期設備とは、入居前から部屋に設置されている設備で、これらは大家さんの持ち物になります。
トイレ、給湯器、キッチン設備、エアコン、排水管や蛇口などは、初期設備にあたります。
部屋に住んでいれば故障や不具合が生じることがありますが、修理は基本的には大家さんの責任と負担でおこなうことになるため、連絡をして対応してもらいましょう。
賃貸物件の設備が破損した場合の対応は?
賃貸物件の設備が破損した場合の対応としては、主に3つの方法があります。
故意で設備を破損させてしまった場合
入居者がわざと壊した場合や不注意で壊した場合は、入居者である借主の自己負担となります。
イライラしてしまい蹴って壁に穴をあけてしまった場合なども故意に相当します。
災害で設備が破損した場合
地震や台風、水害などの災害によって設備が破損した場合、災害は予測できず、入居者の過失ではありませんので、ほとんどは大家さんの負担です。
しかし、窓を開けっ放しにして出かけてしまい、雨や風が吹き込んで破損が生じた場合などは、入居者の過失として扱われ入居者の負担となる可能性もあります。
長期間にわたって破損や不具合を放置した場合
設備に故障や不具合があるにも関わらず、長期間放置し悪化させると、入居者に責任が問われることが多いです。
水漏れがあるにも関わらず長期間放置していた、エアコンフィルターを数年間掃除せずに故障した場合などは、入居者の過失によって損傷したと判断されることがあるため注意しましょう。
賃貸物件の設備が破損した際の注意点
賃貸物件の設備が破損した場合の注意点をご紹介します。
残置物は初期設備には含まれない
ガスコンロやエアコン、家電など前の入居者が置いていったものをそのまま使用できることがあります。
前の入居者が置いていったものを残置物と言い、初期設備には該当しないため、万が一故障しても大家さんが修理や交換をすることはありません。
退去時には原状回復が必要
原状回復とは、入居前の部屋の状態に戻すことを言い、入居者は退去時に原状回復費用を払う必要があります。
しかし、住んでいれば必ず劣化しますので、入居者の故意や過失でなく通常の使用で生じた傷や汚れで原状回復費用を請求されることはありません。
まとめ
賃貸物件の初期設備は大家さんの持ち物であり、破損した場合は大家さんが対応することになります。
ただし、入居者の故意や過失による破損は、入居者負担になることを注意点として押さえておきましょう。
初期設備が破損した場合には自分で勝手に修理せず、まずは大家さんに連絡しましょう。
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