マンションなどの賃貸物件や集合住宅には、火災や地震などの災害での住人の避難のために避難はしごが設置されています。
しかし、その使い方や存在を知っている方はそこまで多くはありません。
本記事では、避難はしごの種類や設置基準、使用方法を解説します。
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賃貸物件の避難はしごにはどんな種類のものがあるか
賃貸物件の住宅の避難はしごは、火事や地震などの災害の際に、居住者の安全を確保するための重要な設備です。
主に3種類に分類され、まず固定式は建物の外壁に常時取り付けられており、堅牢で信頼性が高いのが特徴です。
収納式や伸縮式のものもあり、避難時に取り出して使用する固定はしごもあります。
次に、立てかけ式は収納されているはしごを避難時にバルコニーから立てかけて使用するタイプで、コンパクトな収納が可能です。
最後につり下げ式は、格納箱に収められており、緊急時に展開して使用します。
防火対象物の窓枠やベランダなどの頑丈な場所にフックをかけて、はしごを地面に向かって下ろし、脱出路として利用します。
とくに近年は、高齢者や子どもでも扱いやすい設計のものが増えており、安心して使用できるでしょう。
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知っておくべき賃貸物件の避難はしごの設置基準とは
避難はしごの設置基準は消防法によって厳密に定められています。
主な基準として、収容人員が10人以上の共同住宅では、2階以上の階に避難器具の設置が義務付けられています。
また、バルコニーには避難の支障となる物を置いてはならないので、はしごの周辺は常に空けておきましょう。
さらに、はしごの設置位置は地上まで安全に到達できる場所でなければならず、降り口付近に障害物があってはいけません。
定期的な点検も義務付けられており、専門業者による検査が必要です。
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賃貸物件の避難はしごの使い方を知って万が一に備えよう
避難はしごの使い方は4つのステップで理解できます。
まず、格納箱のカバーを開け、はしごを取り出します。
カバーの蓋にはロックがかかっているため、最初は少ししか開きません。
5cmくらい開けると、ロックを解除する場所があるため、ロックを解除して開けましょう。
次に蓋を固定しましょう。
蓋を全開に開くと固定されます。
固定されるまで開かないと、大変危険なため、固定が確認されるまで開きましょう。
第三にはしごを下に落とします。
はしごには表と裏がありますので、表裏の向きを確認して、はしごを下ろしましょう。
最後に、避難中は冷静な判断で行動し、はしごを安全に使用して降りてください。
その際に、はしご周辺に物があると安全に降りられないため、設置場所周辺にはものを置かないようにしましょう。
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まとめ
賃貸物件の住宅における避難はしごは、タイプや設置基準が異なりますが、いずれも緊急時の重要な避難経路です。
固定式、立てかけ式、つり下げ式のいずれの種類でも、避難はしごの情報をしっかりと把握します。
災害発生時には冷静な対応を心掛けましょう。
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